網島家の史輝(左)と鳴瀬(右)
史輝は鳴瀬の兄の忘れ形見。甥と叔父だけど親友とか相棒の類。

鳴瀬はこの顔でだいぶごきげんです。怒りや憎しみは顔に出るけど嬉しい楽しいは出にくい人。史輝の父である兄が死んだのは自分のせいだと思っている。加えて兄と一緒に倒れたのに自分だけ生き残ったこともあり、史輝に対して罪悪感がある。でもそれでもずっと隣にいてくれる史輝のことをとてもありがたく思っているし信頼している。

史輝は初陣前に父を失くしたものの、父の死をきっかけに家族が壊れていくのを全部見ていたので、父に対して悲しさより「なぜ死んだ?」という想いが強い。鳴瀬の嬉しい楽しいが出なくなる前も微妙に憶えていて、おまえの笑顔は俺が憶えているよって気持ちで隣にいる。甥だけど時々兄貴風吹かせている。

ちなみに史輝の色は鳴瀬の兄とまったく同じ色なので、鳴瀬は時々うれしくも悲しくもなってるんじゃないかなって私は思っています。 そしてこの2人は網島の「大江山登ったけどダメだった組」です。そういう傷も2人で抱えていてほしいな…