啓一と蓮照。会えなかった親子。
週ドロさんの「我が子」お題で投稿しようかなと思って描き始めたけど、実際あえてない親子だしただの親子絵だしとかいろいろ思って普通に投稿した絵。ほぼワンドロ。

蓮照は私の俺屍人生でとても大事な子です。初代の第二子。
普通にプレイしてた俺屍で、まだ3人めで大江山にもいけないような子が「なんか体が軽いなぁ…今なら朱点に勝てそうだぜ…」って遺言をのこしていったので、この時点でこんな遺言を言うなんて、どんな背景が彼にはあったのだろう?と思ったのが俺屍創作の始まりでした。初めて俺屍で会話文を書いたのは蓮照です。
その蓮照が会えなかった第二子が啓一です。

蓮照までの初代一家は幻灯が残っていない関係で、啓一は正真正銘親の顔を知りません。でも顔すらわからない父親が最期に朱点の話をしていたというのを姉である水無から聞き及んで、朱点と大江山について考え始めた、というのが、啓一が最初に大江山に登ろうとした動機です。その後珠莉のこともあって彼の中で確たるものになっていくのですが。

そんな感じで蓮照の遺言がこれでなかったら、蓮照が啓一をちゃんと会えていたら、その後の創作が大きく変わっていた可能性のある、俺屍創作の決め手になった親子です。

もしも死後に会っていたとしたらこんな会話かなみたいな。
大江山の話を振られた後は、啓一は泣き出してしまうんでないかなと思います。

どんな子にも子供時代があって、親がいるというのが見えるのは、俺屍の魅力の一つだなぁと思っています。