大江山攻略まで

大江山越えまでの13人。設定が濃い。

生真面目と天然の二面性初代。討伐中はスイッチが入ってる。
縁側で茶を飲むのが好き。
更科家唯一の女性剣士。

「いつでも前を向いて歩いてゆくのです。どんな悲しみにも負けちゃダメ。
さぁ、子供たちよ　私の屍を越えてゆきなさい」

初代の生真面目さのみ継いだ第一子。
初代に対してはツッコミ、弟に対しては歯止めかける役の苦労性。
子供に会えないまま他界。

「一歩でも後じさったら、そこには死神が立っている。そう、思え」

兄の生真面目さに対して元気一直線だった弟。
父と兄が立て続けに死んで比較的若いまま当主になったりしたのち序盤なのに遺言が朱点絡みだったりしたので、俺屍で初めて物語を描いた、創作のきっかけの子。
兄同様第二子に会えずに他界。（正直中の人の計画が無計画すぎた）

「なんか体が軽いなぁ…　今なら朱点に勝てそうだゼ…」

親に会えず、訓練ひとつきのみ、初陣は一人旅のスパルタ人生。
どっしり構えた家の要。いい父さん。水無とはひとつき違いのいいコンビ。
初孫がナマズで中の人はショックだった（笑）

「痛い… あちこちが痛い…
こりゃ、鬼と戦ってるほうがなんぼかマシだ…」

父に会えなかった弟が淋しくないように必死で育てた。ゆえにブラコン。ついでに娘に対しても親ばか。
一族初の奥義開発者。当主任命が若かったため名前は残らず。元服前から当主を務めていた。
常に笑顔だけど、腹の底で何を考えているかわからない人。

「すべてが止まるだけ… “私”がなくなるわけじゃない…
そうか… 永遠ってこういうコトね…」

一族初の槍使い。シスコン。序盤にして心の火が何故か400あった人。
珠莉のことは叔父姪だけど二人旅辺りから気にかかってる。でも姉から託された大事なものだし、と手を出せない。
顔を知らない父親の遺言が朱点だったと知り、大江山への想いが強かった人。

「うめけ！あがけ！もがけ！
生きている間中、何度でも！何度でもだ…」

父・与謝吉の真面目さをしっかり受け継いだ縁の下の力持ち。
珠莉とひとつき違いなので、与謝吉と水無のように兄妹のような繋がりがある。
当主と交神はいろいろ考えて辞退。初代第一子の血筋はここで終わり。

「初陣のおりは怖くて足の震えが止まらなかった
まるで昨日のことのようだ」

ひたすら自分の想いのままに駆け抜けた子。叔父の啓一を慕うも想いが届いたのはほんのひと時。
好きな人が焦がれた大江山に当主として登ろうとしたものの10月に他界。
貴族のお姫さまに知り合いがいる模様。

「真っ暗だ…私にはもう明日が見えない…
あんたたちが代わりに見とくれよ…」

親のこと、妹のこと、大江山のこと、いろいろ苦労が多かった子。
珠莉の後を継いで大江山に登るが、人命優先の結果、12月に朱点閣去る橋で時間切れ。

「本当のこと言うと、朱点童子を倒すことなんて
俺にはどうでもよかったんだけどよ…他にやることもなかったしな…」

一族初の拳法家。父の顔を知らない代わりに珠莉に懐いていた。
2月生まれだけど、春を待っていた父の遺言で名前は弥生。
兄と同じく父の悲願を叶えられず終わってのこの遺言で、辛かった子。最後哲に想いを託す。

「どうしてこんなに苦しいの… 何かあたし、悪いことしたかナ？
いっぱいありすぎて思い出せないや…」

母の他界後、充、弥生と大江山で悔しい想いを抱えての、大江山攻略隊長。
メンバー3人は従兄弟同士。哀に対する気持ちと瑠霞に対する気持ちは違う模様。
子供の訓練期間を終えると同時に燃え尽きるように消えていった人。

「実は俺…好きな女がいたんだ… 別におかしくはないだろ？」

名前は愛情と悲哀の掛け合わせ。哲に皮肉を言うのが好き。
大江山後は天界への猜疑心で壊れかけるが瑠霞のおかげで踏みとどまる。
大江山後のお業戦で現実時間30分戦って勝った執念の人。

「あッ…花火が上がった… きれいだねェ…」

更科家の長命1位。攻略メンバーの年下だが、哲と哀の仲裁兼まとめ役。
一族でも数少ない奥義を使ったことがある子。お業戦にて。おかげで哀は我に返った。
晩年は後の子達に大江山の話をたくさん話して聞かせた。忘れて欲しくなかった様子。

「大丈夫… 化けて出たりしやしないって… たぶんネ…」

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