memo2021

2021.06.26.

「美しい鳥」という曲がとても好きだという話。

高橋優の曲はいろいろ好きな曲があるのですが、「美しい鳥」は「STARTING OVER」というアルバムの1曲めの曲です。初めてアルバムを開けてまずは順番に聴こうとなった時に、この曲のイントロで得たときめきを今でも覚えています。爽やかで、やさしくて、歌詞は高橋優らしい世間や世界への揶揄と、反面個人の小さな世界の幸せとか感情とかの両方が溢れていて、マイナーなアルバム曲ではありますがとても彼らしさが溢れている、という意味で元々とても好きな曲でした。高橋優は小さな世界の描写がとても丁寧な歌詞が多くて好きです。

大原家っぽいと思ったのはアルバムで出会って1年後くらい、大原家の漫画を描いているときでした。なんとなく聴いてたのか、故意に聴いてたのかわからないけれど、歌詞が俺屍っぽいなぁと思ってザクザク刺さりました。1番のBメロくらいまでは現代的ですが、伸びやかな音楽とともに展開される「忘れられないような 霹靂の刺すような」という歌詞からのサビの言葉たちにこちらが霹靂を刺されたように俺屍っぽいなぁと思ってしまい。青い空の下、やさしい風に吹かれながらも、不安一杯で迷いながら、毎日あがくように生きている一族の姿が浮かぶようになりました。
Cメロの「あと何回君と名前を呼び合えるんだろう」「あと何回同じ季節を迎えられるだろう」「最後の1回はどんな気持ちでどんな景色の中で 笑い合おう」ってめっちゃ俺屍じゃないですか…?? 跳ねるようながらもせつなさを感じる間奏明けのこの歌詞としっとりと入るラスサビで私はいつも泣きたくなります。

更科家や網島家に特にテーマになるような曲がまだあるわけではないんですが、大原は初代中心の暗中模索の中の個々の輝きのようなものにとても魅力を感じているので、特にそんな感じかなと思っているのです。

 

2021.06.18.

怒涛の記念日ラッシュが終わったのですが、初めて創作と俺屍と両方絵を描いた気がします。サイトを盛んに動かしていた頃はいつも創作集合絵を描いてて俺屍を描いてなかったし(啓一珠莉とかはいたけど)、俺屍を描いた年は創作は描いてなかった。両方描いたのは多分初めて。

今年も割と先に描いた創作(サイト周年絵)に全力を費やしたので俺屍は無理だろって思ったんですけれどものの勢いってやつでなんとかかんとか。
春葵を気合入れてカラーで描いたのが言えないくらい久々な気がしますが、「勿忘草」の二人はやっぱり元祖だなぁと描くたびに思います。

創作の方は去年の俺屍の【これ】と似ている雰囲気なのはわざとというか、元々は啓一珠莉の絵よりも先にこの二人でラフ切ってたんです。でも去年の6月は絶賛スランプ中で描けない中、啓一珠莉の方が先に仕上がってそのまま…って感じでした。2人の絵は1年越しのリベンジでもあります。

しかも意図せず青と赤みたいになりました。かわいい。

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去年の日記を見返したら、去年の6月は約ネバ終了とか片道Switch版発売とかいろいろあってメンタル大変だったんだなぁ。

今年は、多分推しのフィガロの誕生日という長くオタクやってて初めてのイベントと誕生日ガチャが来て大変なところに、さらにイベントSSRも来るという大変なメンタルで6月が明けていました。推しの誕生日ってすごいイベントなんですね…楽しかったけど、ガチャはもういいかな!笑 ソシャゲやってる人すごいなぁ…。

そしてその反動か、今はまほやく燃え尽き気味です…。

2021.02.05.

最近ぼんやりといろいろなことを考えることが増えています。
たとえばもうすぐ鹿児島を出て5年だなぁとか。今日の日記は旦那さんの話をするので、特に興味ないとか苦手な人は読み飛ばしてください。

NHKのBSプレミアムの番組が好きで、いろいろ見ていることがあります。番宣もいっぱい流れます。
その中で「まいにち養老先生、ときどきまる」という番組があります。季節の景色と養老孟子とねこ。それがわかるくらいにはたびたび番宣を見ていた番組。でも本編は一度も見たことがなかった。

それが今回の冬編の予告が流れたときに「去年の12月、まるは静かに旅立って行きました」というナレーションが流れて、とてもさみしい気持ちになりました。たびたび通る通学路・通勤路でよく見かけていた猫はもういないんだよと突然告げられるような、そんなさみしさ。
めっちゃ知ってるわけでもないけれどさみしくて、こんなきっかけどうなんだと思いながら、初めて番組を見ることにしました。

先週・今週の2本立て。先週分を録画していてやっと見て、冬の鎌倉と先生のいろいろな話が流れる中でのラストカット。クリスマスのオブジェとまるが映し出されて「12月亡くなったって言ってたけど、クリスマスグッズ映るってことは12月だし、ギリギリまで歩いたりできる感じだったんだねぇ」とか話しながら見ていたら「この数日後、まるは旅立っていきました」というナレーションで締められて、まぁそこで久々にぽろぽろと泣いてしまったんですが。

昔から涙もろくて、でもそれが嫌だなと思っていました。同級生とかに馬鹿にされたこともいっぱいあるし。映画で泣いて「役者さんは生きてるんだから泣かなくていいんだよ」とか言われたこともある。

隣で旦那さんも一緒に番組を見ていたのですが、旦那さんですら泣いたとか知られたくないなぁと思って、顔を背けて、泣き声も出さずにいたのですが、直後特に触れることもなく、普通に会話をして、でもその声が震えていた気がしました。人の涙を笑わず、むしろ同じところで心を震わせてくれる人が隣にいてくれてよかったなぁと思っていました。そんな話です。どこがメインなのかわからない話だなぁ。いつもか。

まるは5日放送分もオンタイムで見ましたが、やっぱり泣きました。先生不在の折にお気に入りの場所でそっと行ったまるはどんな思いだったんだろうね。

2021.01.24.

あけてました…。
年末からスランプで明けてからもすっきりせずという感じでした。最近ちょっと調子が戻ってきました。戻って早々いろいろあってまた描けない沼に突っ込みそうになりましたが何とか戻ってきている感じです。描きためているものを描きたい。

サイトの整備もちょこっとしています。見た目とか。メモの2020年分は長くなってきたのもあり別ページに回しました。
あとはリンク切れたままだった「colorless」のテキストにリンク繋ぎました。ただ中はスマホ非対応です。いやテンプレがすごくきれいで好みで…。よかったです。そしてこちらも眠ったままになっていた、10年ROMに入れていたテキストを加筆修正して再録しました。自分の中では蒼子と空弥の関係はこれが一つの到達点です。

メルフォ送信もありがとうございます! 見てくださってる方がいるんだなーと思うと嬉しくなります。どのジャンルの方かわかりませんがその…まほやくばかりですみません…。

 

【2020年分】